今年の２月９〜１２日にかけて札幌雪まつりを見に行き、その帰りに「北斗星８２号」に乗車しました。
本当は行きに乗りたかったのですが切符がとれず、帰りの８２号のデュエットを１０時打ちで確保しました。切符はあまり調べないで周遊きっぷにしたんですが、もっと調べればもっと安くで行けたと後悔しております。
妻、娘を連れて３人で乗車したんですが、今まで開放寝台でもそこそこ好評だったのが、個室になってプライバシーが確保されてさらに好評でした。予算の都合上、食堂車のディナーは食べられませんでしたが、札幌駅で買った各々の駅弁を食べ、食堂車で買ってきた「寝台特急スケルトントランプ」で遊んで「個室寝台」を満喫しました。
しばらくして家族は寝てしまいましたが、私はロビーカーでのんびり暗闇の車窓を楽しみ、函館到着で機関車交換を撮影して（ＤＤ５１１１３８＋１０９３→ＥＤ７９１３）部屋に戻ったのですが、二人に完全にベッドを占領され、しかたなく娘の寝ている僅かなスペースで横になったのでした。もう小学生じゃＢ寝台添い寝はきついですね。それからは熟睡中に青函トンネルを通り、東青森信号所で機関車が替わり（ＥＤ７９１３→ＥＦ８１９６）、仙台で隣の２階部屋の客が降り、福島あたりでようやくベッドから起きることができました。
郡山を過ぎてから食堂車に朝食をとりに行きました。和・洋両定食頼みましたが、おかずは同じで、あとはご飯・味噌汁とパン・スープの違いでした。しかし朝の車窓を見ながらの食事は格別で、もちろん初めて経験の家族にも好評でした。
東北を抜け、関東に入るとだんだんと日常に戻されてさみしくなってきました。娘も「まだ乗っていたい」と申しておりました。１６時間も乗っているのに。何の遅れもなく、１０時２９分、北斗星８２号は定刻で上野駅に到着しました。いつになるかわかりませんが、また乗ってみたいです。