８月３１日（金）、設定のなかった８月に尾瀬国立公園記念号が運転されたので、利用しました。基本的には、通常の尾瀬夜行と変わりませんが、ヘッドマークが記念号用に変わっていました。
バスへ乗り換える会津高原尾瀬口駅では、野岩鉄道や会津バス、地元観光協会などからの記念品が配られ、町長の挨拶などもありました。（ちなみに記念品は、キーホルダー、箸、ポーチ、シール、缶コーヒー、ミネラルウォーターなど。）
乗車率は、３分の１ほどで、空いていました。おかげで席を向かい合わせにして利用できました。
ただし、特急というわりには、シートはリクライニングせず、ピッチも狭いので快適とは言いがたい面もあります。旧来からのボックスシートの座席夜行を思えば、遜色はないのですが・・。
乗り継いだバスは、いずれもリクライニングシートですが、比較的ゆったりしたヘッドレストのあるタイプのバスと、やや小ぶりな背もたれのバスがあり、今回は後者にあたってしまいました。ヘッドレストがなくピッチも狭いので寝心地は劣ります。乗り場に来た順番にバスに乗っていくのでバスを自由には選べませんが、できればいいバスに乗れると快適さがアップします。
帰路のバスは路線バスと尾瀬夜行優先バスが利用できます。途中の御池から優先バスに乗る場合は、バス停の係員にその旨を伝えると乗車できます。（一応は会津高原尾瀬口駅まで直行するバスという位置づけのようです。）
この時期は尾瀬も比較的空いており、のんびり歩くには良いと思います。８月の尾瀬夜行の定期化を期待したいところですが、乗車率を見る限りは難しいかもしれません。