先日念願の寝台車に初めて乗車しました。なかなか機会がなかったのですが、土曜の中山競馬場の指定席招待に当選したものの、金曜の仕事も結構遅くまでしなきゃならないし、ということで、寝台車利用を決断です。ただ、３連休前の金曜ですから、Ａ寝台下段が空いているかが心配だったのですが、２週間前のせいかあっさり取れました。
職場が京都駅の真ん前なので、乗車時刻（２２時５８分）の１時間前まで仕事、その後会社でシャワーを浴びて乗車準備万端です。キヨスクでビール２本とウーロン茶を買い込みホームに行くと定刻通り列車が入ってきました。京都からＡ寝台に乗ったのは私だけのようです。Ａ寝台の下段は７割くらいが埋まってました。３連休前の金曜って満席かなと思ってたんですが、こんなものですかね？
乗車して荷物を置いて（当然いろいろ鍵つけてます）、喫煙コーナーで一服。すると車掌さんかすぐ来て検札してくれました。あとはいつでも寝れる態勢です。ベッドで着替え、テーブルを立ててノートＰＣでレンタルＤＶＤを鑑賞しつつ、ビールを一杯。せっかくなんだから夜景を見ればってなモンですが、通勤ルートが彦根〜京都なので、米原までの間は面白くも何ともない見慣れた景色なんですよ。で、その間はＤＶＤ鑑賞です。
米原を過ぎてからがお楽しみの夜景タイムですが、大垣までは殆ど山です（笑）。この頃には深夜０時を回っているのですが、他の乗客の方はまだ割と活発に動いてます。通路を誰か通るたびに私のベッドのカーテンもフワッと動きますが、気になるほどではありません。朝までの間、通路では１回しか他人とすれ違うことはありませんでしたが、道を譲ると会釈して返してくれました。小さなことですが気分の良いものです。
名古屋を出たところで睡魔に襲われ毛布も掛けないでうたた寝。途中、浜松で一旦目が覚めたのでそこからしばらく夜景を楽しみ再び就寝。振動やショックは言われるほどあまり気になりませんでした。
再び目覚めた時には既に明るくなり大船を出たところ。ギリギリに起きるのは性に合わないのでそのまま洗顔・髭剃りなど出発準備に入りました。
横浜を出てからは特にすることもなくなったので喫煙コーナーへ一服しようと移動。ところが、Ｂ寝台の乗客に占拠されてて灰皿のあるところに近づくこともできません。しかたなく携帯灰皿で立ったまま一服。しかし、ふと気が付くとこの座ってるＢ寝台の乗客、一向にタバコを吸う気配がありません。ああ、なるほど、ベッドで座るより喫煙コーナーの座席のほうが居心地良いんだな・・しかし、この喫煙コーナーって、「Ａ寝台」と書かれて仕切られた扉の内側にあるんだから、Ａ寝台専用かと思っていたのですが、違うんでしょうか。
そんなこんなのうちに定刻通りに東京へ到着。喫煙コーナー以外は十分快適です。また利用したいなと思いました。