相変わらず廃止の噂が絶えない九州ブルートレインですが、今年も乗ることが出来ました。
京都まで７００系のぞみで行って、そこから終点熊本までの旅です。
席はソロの上段に取りました。階段を上がって扉を開けると部屋一面にベッドが敷き詰められています。幅は今まで乗った寝台の中で一番広いという印象。その代わりに天地方向は窮屈でした。
残念だったのは窓が汚いことです。折角の高い窓からの眺めがぼやけてしまうくらいの汚れ方。洗っていないのか、洗っても落ちない汚れなのか分かりませんが、なんとかして欲しいものです。
２０時に出発して朝７時半に到着するダイヤなので寝るだけですが、少し車内を歩いてみました。木曜の夜だったせいか開放寝台は２両とも完全な無人でした。ゴロンとシート化が叫ばれるのも無理はないです。デュエットの方は案外と埋まっていました。フルムーンパスが使えるからでしょうか。そしてソロは４分の１くらいの利用率でした。
早目に床についたのですが発車のショックで何度か目を覚ましました。
下関では早朝にもかかわらず、機関車の付け替えを見に行く人達がかなり居たのには驚きました。
次に目覚めたのは熊本到着間際。身支度を整えて終着駅に降り立ちます。
構内は通勤通学の人々でにぎわい、駅弁屋さんなども開店しています。ちなみに、おこわを売っていたお店の赤どりおむすびが絶品でした。