前回の投稿から約一年経過しての投稿です。前回の投稿を見直すと、誤字があり恥ずかしい限りです。今回は気を付けて書いています。
ある用事で東京に行く必要があり、今回は「瀬戸」を利用しました。今回は上の部屋をと思ったのですが、どうも上の部屋から予約が埋まって行くようで、今回も下の部屋しか取れませんでした。
大阪駅で「瀬戸」を待っていると、「銀河」の後に、外観がかなりボロボロの新潟行き寝台急行(列車名失念)が入って来ました。目の前の車両の製造年を見ると昭和44年となっており、あちこちにサビが浮いていたり、サビのせいで塗装が浮いていたりとかなりくたびれた感じでした。かなりレアな列車のようで写真を撮っている人が数人いました。近々の引退でも決まっているのでしょうか。
肝心の「瀬戸」は大阪駅を定時(0:34)に出発したのですが、途中スムースな運行とは言えないものになりました。乗車後すぐ横になり、出来るだけ寝るように努めたのですが、今回も乗車時間を通して熟睡することは出来ませんでしたが、不思議なことにそれで不快になることはありませんでした。
それでも、うつらうつらした意識の中でも、愛知県内ではどこにも停まらないはずなのに今回はやたらに停まるなあと言う感じでした。
原因は豊橋での人身事故でした。途中何回も停まり、遅延が一時間、一時間半、二時間と徐々に大きくなって行きました。
途中の駅で新幹線への振り替えの案内があったのですが、そこまでする必要がないため、このまま「瀬戸」で行くことにしました。
停車駅が増え、それに連れて停車時間が増えた分、熟睡出来る時間が増えたのは不幸中の幸いでした。もうひとつの幸せ(特急料金返金)が待っていることを知ったのは「瀬戸」から降りる直前でした。
東京にかなり近づいた時点で、「この列車は東京駅には行きません。品川停まりです。」とのアナウンス。そして最終的には二時間二十分の遅れ。
「遅れが二時間を越えたので、特急料金が払い戻しとなります。」
このアナウンスを聞いた時は、妻と二人で「東京駅で何か美味しい物が食べられるね。」と喜んだものです。
それともうひとつ。二時間半近く遅れたせいで、途中富士山がはっきり見えました。まだそれほど雪を被っておらず、男っぽい富士山でした。
品川駅に着いたのは、午前九時を大きく回ってはいたものの、通勤ラッシュの真っ只中。そこからの移動がかなり大変でした。
今回も熟睡は出来ませんでしたが、サンライズの利用は癖になりそうです。次回は何とか上の部屋を確保したいものです。下の部屋だと、窓の下端がホームと同じ高さになるため、大きく開けられないんですよね。
数日間掛けた東京での用事を済ませ、大阪への帰路には、新幹線(700系のグリーン車)を利用しました。約二時間半のスムースな、そして何とも味気ない移動でした。
次回は往復サンライズの利用に挑戦します。それにしても、二人で往復サンライズを利用すると、約八万円！！！キビシーッ！！！