かみさんとの結婚2周年を記念して「どこか旅行に行きたいね」という話になり今までかみさんは飛行機ばっかりで鉄道での旅行をあまりしたことが無くましてや寝台列車に乗ったことが無いということで、両方を満たす旅を探した所びゅうのパンフレットに「北陸号」使った旅があったので即効申し込みました。
帰路は残念ながら「北陸号」設定は無く上越新幹線を使った3パターンある中から選ぶ物でした。ぎりぎりまで北陸の地を堪能したかったのでｍａｘとき348号で帰るプランを選択いたしました。
12/5に仕事を終えてすぐ帰宅。お風呂と夕飯と慌しく終えていざ出発！！戸塚から東海道本線に乗り東京へそこから山手線を乗り継いで上野到着が22：45くらい寝台の中は暖かいから飲み物を買って置くように行っていたのでｎｅｗｄａｙｓに立ち寄り水分を購入していざ13番ホームへ！
もう北陸号は入線していました。とりあえずお約束の機関車撮影をしておきました。ＥＦ６４ - １０５３機が本日の牽引機でした。検査明けなのか心なしか綺麗な感じがしたような気がします。Ｂ寝台でも個室が多い列車でしたがパック旅行なのでＢの通常の開放寝台でした。７号車の上下でした。初体験のかみさんには上段を勧めたのですが梯子をあがるのが面倒だからと下段にそそくさ入ってしまいました。（上段の方が天井高があるので進めたのですが・・・）
かみさんの寝台をセットして廊下の椅子を出してまず一服しながら先ほど購入した芋焼酎を気持ちよくのどに流し込みました。乗車率は７号車に関しては２割ほどでした。でも他は開いているのにうちの隣には一人下段におりました。
定刻通りに上野出発検札も終えてのんびり風景を楽しんでいるうちに大宮到着殆ど乗ってくる人は居ませんでした。眠くなってきたのでベッドに入りいつの間にか夢の中へ・・・
車内放送で目が覚めるともうじき富山到着時計を見ると２０分ほど遅れている。先発の寝台特急（多分「日本海」だと思います）が遅れているのでそれで遅れているとの事でした。仕方ないことだし急ぐ旅ではないので呑気に構えていたら次の高岡駅でびっくりする光景に遭遇しました。
７分ほど停車するとのアナウンスがありダイヤ調整に苦労しているんだなーと思っていたら、後発の急行「能登」が先に高岡出ますというアナウンスがありました。そうこうしているうちに国鉄色の489系の能登が到着アッという間に出発していきました。さらには「サンダーバード６号」にも先発されてしまいました。
まさか急行に抜かれるとはとびっくりしていたらかみさんが起きてきて今の事情を説明すると少し怒っていた。（おそらく金沢駅での回送準備とかで能登に先発されたと思うのですが）結局終点の金沢には３０分ほど遅れて到着しました。でも７時くらいの到着なので逆にこれくらいの時間の方が適当でいいかななんて思いました。
駅前で適当に朝食をとって兼六園と金沢城公園を見学しました。当初の天気予報では雨模様でしたが天気もよく広々として緑にも囲まれてすごく気持ちよかったです。
その後11：20発のサンダーバード７号で和倉温泉へ向いました。やっぱりまだ車齢新しいせいかシートピッチも広く快適でした。運転手さんも適度に警笛を鳴らしてくれるので楽しかったです。
12：10に和倉温泉に到着ここで一つ誤算だったのは駅からの旅館の送迎バスを断ってしまったので駅から２時間近く歩いてしまったことでした。ちょうどお昼時に着いたので駅前でお昼でもと思っていたのですが、あまり食堂が多くなくて困りました。ただ歩いていく途中には海を見ながら入れる足湯があって気持ちよかったです。
旅館に無事到着して温泉も結構広くて綺麗で露天もあって気持ちよかったです。食事もかなりの量がありました。今が旬の鰤・蟹・甘海老とても美味しかったです。和倉は初めてでしたがここの旅館はお勧めできます。
翌日チェックアウト後のと鉄道に乗り七尾に向いました。食祭市場と言う所によって新鮮な海の幸をお土産に買ってきました。また七尾からのと鉄道に乗り和倉に戻ったのですが、地元の高校生やおじいさんおばあさんで結構混んでいました。地元の足として頑張ってもらいたいものです。
その後14：59発のサンダーバード３６号で金沢に戻り16：48発の北越７号で長岡まで行きました。あいにく雨と暗くなっていたので車窓は楽しむことは出来ませんでしたが古い４８５系を懐かしみながら堪能しました。
19：35分に長岡到着で19：43発のｍａｘとき348号で一路上野へ戻ります。ここでも誤算だったのはパック旅行だったせいか特急券が上野までと言うことで上野で降りざるを得なかったことでした。東京まで出て東海道で戸塚まで戻り無事に帰宅したのが22：30くらいでした。
駄文でしたがお付き合いいただきまして有難うございました。この旅で思ったのはもっとこういう寝台を使った旅行プランがあれば朝から目的地で有意義な時間が作れるのにって思ったことでした。