なは熊本→京都ソロ上下2006年5月
熊本最終日は九州新幹線に乗りに行き、肥薩おれんじ鉄道で田浦湾に沈む見事な見事な夕陽を堪能してから（西鹿児島発のブルトレで見てみたかった）熊本駅に戻った。ホームでなは号を待つ人はまばら。電源車込みで５両しかない編成も寂しい。なは号に乗るのも３回目という事で個室の乗り比べ、今度は敢えてソロにして上下１室ずつ取ってみた。２階の方は眺めはいいけど狭苦しい。１階の方に荷物を置き二人でおやつタイムにしたが、大牟田や久留米ではホームから丸見えになるので慌ててカーテンを閉める一幕も。
鳥栖では半時間の大休止。ホームにはカメラを持った乗客がわらわらと出てくる。快速や普通にまで抜かれつつもしばらく待つとあかつき号登場。一旦博多方に引き上げてから戻ってくると最後尾には乗客がひっしりで思わず笑う。無事連結を見届け、２階の部屋へ移動後は旅疲れもありすぐに眠った。
その後何度か目を覚ます。岩国の工場、瀬戸内に浮かぶ灯り、尾道大橋、蔵を思わせる倉敷駅ホームといったものが車窓を通り過ぎる。６時頃にはサンライズとすれ違う。明るくなってからの寝台列車同士の離合ってそういやあまりなかったなと。姫路では名物のえきそばが開店していたが停車時間はわずかで断念。彼女を部屋に呼んだが明石大橋を見たところで１階の方へ戻っていった。女性の朝は忙しい。もう少し到着が遅ければなぁと観光利用の時はよく思う。
大阪を出ると頭上を飛行機が通り過ぎた。そういえば朝一番の伊丹行きからこの列車が見えたことがあったっけ。町屋の民家が見えると程なく京都駅のホームに滑り込んだ。八条口のカフェでコーヒー片手に余韻に浸り（車内販売無くなったからなぁ）、京都でもしっかり観光して（ＧＷ後半は行事多数）から帰路についた。