日本海４弘前→大阪シングルＤＸ2006年8月
お盆の旅行、函館・海底駅・青函連絡船・五能線の順に観光してから関西の実家へ。前回函館へ行くときに乗ったこの車両がとても良かったので彼女と乗るべく２室ゲット。切符は小さめの駅で１ヶ月前に１０時打ちをお願い。２番と４番の組み合わせで部屋を連結することは出来なかったが、繁忙期に２室取れただけでも万々歳。
五能線で夏の海を目一杯見て、大館で鶏飯を買って、弘前で土産やお菓子を買い込んでからホームへ。いざ入線と言うときに黄線の外で写真を撮る子供２人にヒヤヒヤ。注意しようともしないその親になんだかなぁと思いつつ乗車。
半年ぶりのシングルＤＸ（１両１０室タイプ）は広々で彼女もゴキゲン。鶏飯もやっぱり美味で上機嫌。大館到着時には通路へ出て、ホームのハチ公にごちそうさまの報告。彼女はこの後シャワーを浴びてから自室で遅くまで外を眺めていたらしい。
自分もベッドを起こしてくつろぎモードだが、隣室の話し声が気になり落ち着かない。携帯電話で嬉しそうにＡ個室乗車を自慢しているのが丸聞こえ。個室ということで安心するんだろうけど、はっきり言って壁は薄いのでこれから乗る人は気を付けよう。
それでも疲れていれば寝てしまえるもので、気が付くと羽後本荘停車中。隣室からは映画の音が響いていたが、気にせずベッドを倒しておやすみなさい。
目覚めてから最初に止まったのは福井。よくある高架駅になってしまい少し寂しい。とりあえずシャワーを浴びに行くと、廊下にも映画の音が漏れている。つけたまま寝たのだろう、はた迷惑な話しだ。（そうそう、シャワーカードのデザインが半年前と違っていた。自分が持つ２種以外にもあるのかが気になるところ）
さっぱりしてから彼女の部屋へ行き朝ご飯、隣室もいつの間にか静かになる。比良の山々を横目に湖西線をのんびり走り、時折停車しては特急に抜かれ。トンネルを抜けて山科を通過するあたりで「あぁ、帰ってきたなぁ」と。
京都では９分停車、ホームに出たときの暑さが関西帰還を念押ししてくる。跨線橋のジューサーバーで生ジュースを購入、冷房の効いた部屋に戻り美味しく飲み干した。京都からは見慣れた車窓が続き終着が近い寂しさを感じるが、かれこれ１４時間も乗っていれば十分満足。大阪駅で車庫へ引き上げるところを二人で見送り旅を終えた。