3月15日ダイヤ改正に伴い、深夜に東京 - 大阪間を結んでいた寝台急行「銀河」が遂に幕を閉じることになります。
3月10日(月)から12日(水）まで休みが貰えましたので、思い切って乗る事にしました。私は四日市に住んでいますが、乗るならやっぱり始発駅から・・・っということで大阪まで移動しました。(名古屋から乗ってしまうと、日付が変わってしまうので・・・(^^ゞ)
大阪駅10番ホーム。エスカレーターでホームまで上がると多くのファンがカメラを構えていました。銀河が入線してくるとファンが一斉に撮影していました。(私も入線するところをビデオカメラで収めましたが・・。)寝台列車は過去に何回も見ていますが、改めて見ると実に感慨深いものがあります。
列車到着して、外観や行き先表示など数枚写真に収めて車内へ入りました。車両は、たぶん混むだろうと予想して1号車A寝台7番上段に予約を入れました。車内に入ったらカメラを持ったファン達が乗車しており、ベッド側及び通路側にいる人それぞれが、車内の様子を懸命に撮影していました。
A寝台の上段で寝るのは初めてですが、窓が小さな覗き窓なのがちょっと難点です。ベッドの幅が広いので荷物を置いてもある程度余裕があり、快適に横になる事が出来ました。ただ機関車で牽引する客車であるが故、発車時のショックがあるのでなかなか寝付けませんでしたが・・・^^;)
大阪は22時22分発なので、就寝まである程度時間があるのでＰＣにて日記や撮影した写真をまとめようとＰＣの電源を入れたのですが、昼間使っていたせいか、バッテリーの容量がEmptyの状態で使う事ができませんでした。ベッドには、元々コンセントが設けていないですから仕方がないですが・・・。なのでお酒飲んですぐに横になりました。(^^ゞ(余談ですが、カーフェリーの2等寝台のベッドには、ライトの下の辺りにコンセントが付いているんですよ。)
翌日6時頃、車内放送の声で目が覚めて外を眺めました。早朝に目覚めたせいなのか、とても清清しい気分になれました。6時9分大船駅に到着、記念として駅の表示案内板を撮影して顔を洗いに洗面所へ。A寝台の車両は自動水栓になっているんですね(*^_^*)。気持ち良く顔を洗えました。
6時42分、定刻通りに東京へ到着。降りて見ると編成車両後部(電源車側）に多くのファンが既にカメラを構えていました。なぜこんなに人が多いのかな？っと思って、暫くすると今迄牽引していたEF65の電気機関車がやって来て、電源車と連結しました。なるほど、だから皆さん待機していたのですね。我ながら納得しました。
銀河は廃止となってしまうので、もうこれで乗る事が出来なくなります。早朝に東京に付く事の出来る唯一の寝台急行なので、個人的には残して欲しかったですね。そう思うととても残念に思います。