3/13から東京で用事があったので、行きの片道は寝台列車を利用して東京に行くことにしました。
以前から寝台列車に乗ってみたかったので、滅多に無い東京行きのこの機会を利用することにしました。
切符を購入したのは3/8でした。（直前に東京行きが決定しましたので）寝台料金がB寝台と同じだったのでソロを利用することにしました。私は大学生で学割を利用できたおかげで片道2万円掛からず切符を購入することが出来ました。
乗車直前に小倉駅前デパートの本屋で列車内で読む用の本3冊を購入。18:20に小倉駅に到着しました。ホームで駅弁を買う予定だったので早めに改札を通ろうとしたのですが、何故か改札周辺に人だかりが。なんだろうと思い、人だかりに近づいてみると「18:07ごろ日豊本線で人身事故が発生」の張り紙が。"私が乗るはやぶさ号は日豊本線を通らないからこの事故には影響が無いな。"と思っていたのですが、しばらく後にこれがトンでもない勘違いだったことに気づきます。
乗車予定の小倉駅8番ホームで待っていたところ、「はやぶさ号は10分遅れ」のアナウンスが。その後、「15分遅れ」「20分遅れ」のアナウンス。最初、寝台列車よりも他の列車を優先的に通しているからこんなにも寝台が遅れているのかな？と思っていましたが、20分後ようやく気づきました。
「そうだった。はやぶさ号は単独で運行しているのではなく富士と並結して走るんだった。」
同時間帯に日豊本線を走っていた富士が人身事故の影響に巻き込まれたため、はやぶさ号もそれに合わせて遅れていることにようやく気づいたのです。
結局、小倉駅には到着ホームを7番に変えて一時間遅れで到着。
乗車後のアナウンスによると、スペースワールド駅で時間調整のため50分ほど停車していたとのこと。
その後の車内アナウンスで、「この列車は岡山駅まで、乗車するお客様を乗せたあとはすぐに発車するのでホームには降りないよう」という放送がされていました。
名古屋で再開された車内アナウンスで目を覚ましました。その時点でも一時間遅れは変わっていないとのこと名古屋を過ぎたあと「お急ぎのお客様は浜松駅8:07発のこだま562号に乗れるように手配できた。」とのアナウンスが。その後ひとりひとりに車掌が「浜松で新幹線に乗るか？」などを尋ねていました。ちなみに、はやぶさの東京駅到着は定時だと9:58。こだま562号は10:10到着。
私はどうしようかな？と思っていたのですが、そこまで時間的に拘束が無かったので東京まで寝台を利用することにしました。
7:40ごろ浜松駅に到着。そこそこの人数が降りていきました。
結局終点の東京には1時間20分遅れで到着です。
寝台列車の感想ですが、私は環境の変化に弱く寝台で果たして眠れるのかな？と思っていましたが、予想に反してぐっすり眠れることが出来ました。
遠く九州の地の事故による遅れが東京まで影響を及ぼすというのは寝台列車の特徴とも言うべきでしょうが、初めての寝台列車乗車でこのような体験をしましたので報告がてら投稿させていただきます。