はじめまして。仙台-札幌を往復北斗星泊トンボ帰り家族4人旅行に行って参りました。
往路は1/1仙台発、1/2着が定刻より約50分遅れの北斗星1号で札幌駅に降り立ちました。初めての札幌、初めての長距離列車での家族旅行、しかも50分遅れで予定していた列車に乗れなくなったと言う事もあり、帰りの北斗星4号が発車する19時頃迄に予定を全てこなせるかの不安が頭をよぎりましたが、まず一日散歩切符を買い、座れなさそうなエアポートを諦め10:25発区間快速いしかりライナーで小樽へ、すぐに小樽散策バスで堺町に行き、回転寿司和楽で昼食、甘いうにが食べられ、他のネタもとても新鮮で美味しく、大満足でした。
次に徒歩でオルゴールカリオンに行き、子供達の好きな音色を選んで手作りオルゴールを部品で買い、またバスに乗って今度は北一ガラス3号館で電子レンジでも使用できるグラスを買い、徒歩で六花亭へ、町は雪にすっぽり覆われ、雪降る中バス待ちの子供達は、除雪で出来た雪山に上ったりの雪遊びで大喜び、またバスに乗って小樽駅に戻りました。
そこから14:34発エアポート150号（途中かなり混雑）で新千歳へ、お土産買って今度は南千歳まで戻り、ホーム上でちょうど入線してきた上りカシオペアを見ながら、私が乗りたかったキハ283系のスーパーおおぞら10号16:48南千歳発（事前購入4人分特急指定席＆乗車券）で130km/hの振り子式を堪能しながら(先頭車までは行かず先頭展望を見れなくて残念）札幌に戻り、駅前エスタ10階ラーメン共和国の、「にとりのけやき」でラーメンを食べました。（とても美味しかったけど、量が少なめでした）
滞在時間半日以下で短かったけど盛り沢山の札幌観光、最後に諦め半分でB開放×2を個室に換えられないか、みどりの窓口でデュエットの空き確認してもらったら、午前は空きが無かったのに出発2時間前!!にゲット。（2枚の寝台券→1枚の個室寝台券の場合、1枚が払戻なら乗車変更へと思っていたら、今回は払戻0枚でした）昨日早朝にすでに運良くロイヤルをゲットしていたので、最後の土壇場で、すべてが希望通りの切符となり、希望切符取得の色々な情報を教えていただいたネット上の諸先輩方に感謝の気持ちで一杯になりました。
入線時刻も近づいてきたので早めにホームに行って、1/2札幌19:27発の北斗星4号の入線お出迎えをし、JR東日本編成9号車の一段と大きいロイヤルの窓を外から眺めてから、その1番のロイヤルの部屋へ乗車です。乗車するとすぐに車掌さんが来て、鍵と、アメニティやリネンを1人分もらいました。ロイヤルは、大人1人での発券で、家内と3歳の娘での使用ですので、大幅に遅れた往路の時とは違い、やはり2人分はもらえませんでした。
発車まで時間が有ったので、車両から出て、ロイヤルの窓に納まる我が家族の写真をホームから撮ったりし、また、私達のロイヤルの窓の前で記念撮影される他の乗客の方などもいらっしゃって、北斗星での旅へのムードが高まります。
しばらくして北斗星4号は定刻どおり発車、ロイヤル9号車1番と、デュエット10号車1番に乗車しましたが、東日本編成のロイヤルは窓がえらく大きく、補助ベットとの段差も往路の北海道編成の時と比べると少なく、暖房も十分効いて、車端部の揺れ、線路の継ぎ目の音もあまり気にならず、往路以上に「大満足」との家内の感想です。ただ、荷物置場は小さかったので、デュエット下段に行って荷物を置きました。あと、ロイヤルのシャワーは私だけ往復とも使用しましたが、長く浴びると結構体も温まり、着替えも広い部屋で出来るので、とても列車内の個室とは思えない贅沢でした。(上野-札幌間くらいの時間が有れば家族皆で使いたいですね）
ディナーは2人分だけしか予約してなかったので、家族4人座れないかをウエルカムドリンクの時確認すると、「本日は相席もお願いするくらい混んで居るので、難しいですが確認します」と言われ、ダメなら、和食なので最悪は部屋デリバリーを覚悟して居ましたが、インターホンで「いらして下さい」との事、何とかして頂いたらしく、感謝感激です。案内された席は、往路の北斗星1号の時と同じ、一番厨房に近い4人掛けのテーブルで、北斗星4号でもかなりの配慮を頂き、本当に食堂車のアテンダントの皆様には頭が下がるばかりでした。
本当はフランス料理コースを頼みたかったのですが、子供達が待てないだろうと思い、懐石御膳にしておいて正解でした。料理が運ばれてきて、アテンダントの方より家族4人での食堂車での記念写真撮影の配慮が有り、お願いして写して頂いて間もなく、好きな食べ物が殆ど無い子供達が騒ぎ始めたので、1時間弱で急いで完食し退散しました。
その後は、初めて使うデュエット下段に4人で行き、部屋の様子を確認すると子供達が大喜びで大騒ぎ、ロイヤルに戻るとまた子供達が大騒ぎしましたが、仙台6:48着で早いので、早々にベットメーキングして寝かし付け、小学校2年の息子もデュエットに連れて行き寝かせました。(ノドの乾燥を防ぐ為、就寝時は全員マスク着用しました）10号車1番デュエット下段も快適で、こちらも車端部だからと言っても昨日の6番上段の部屋と比較しても、揺れ具合もあまり変わらない感じで、車輪の直ぐ上の部屋なのでしょうが、線路の継ぎ目の音もあまり気にならず、入口側ベット下の暖房も良く効いて、快適でした。
函館まで頑張って起きて居ましたが、その後青函トンネルまで持たずに撃沈、気が付いたら八戸付近だったのでしょうか、その後はもったいなくて、デュエットの窓から、3両前のEF81のパンタグラフから飛び散る火花が一面の雪に浮かび上がるのをしばし観賞してから、ロイヤルに行き大きい窓から雪降る夜の雪景色をボーっと眺めていました。あっと言う間に盛岡、一ノ関、起きた家内と、戸を開け通路側の夜明けの松島を見ながら、子供達を起こし、部屋を整理しながらモーニングコーヒーを飲み終わると仙台で、名残惜しく降りました。
直ぐに息子と先頭に向かい、仙台発が迫った、北斗星のヘッドマークも誇らしげなEF81に息子を並べビデオを廻すと、ピイィーーッと物悲しげにも聞こえるホイッスルを一声鳴らして、車体や床下のそこかしこに雪をまとった北斗星4号は、上野に向かって発車していきました。
1つだけ心残りなのは、楽しみにしていた青森信号所で往復とも寝てしまった事です。せっかくカシオペアが先行する日を選んで、減便前の青森信号所に集う？夜行特急をこの目に焼き付けておこうと思っていたのですが・・・でも、往路だけでなく復路も、乗車前日に東日本車ロイヤル、乗車寸前にデュエットまでゲットできたのは、まさに北斗星を愛する先輩方のネット上の色々な情報のお陰です。本当に大変感謝しております。おかげさまで3日間約34時間、家族四人で大変楽しく、皆大満足でした。
今日もテレビの上の写真立ての中から、食堂車で写して頂いた自分達家族4人が、「次はいつ北斗星に乗るの？」と問いかけて来ます。今度は、「いい夫婦パス」でも使って、東北から一度上野まで出て、上野⇔札幌間をゆっくり堪能したいものです。
最後に、乗車した編成の車番をご紹介致します。在りし日の編成として、ご参考になれ
ば幸いです。
2008年1月2日発 北斗星4号
DD51 1141+1006
オハネフ25 9 オハネ25 17 オハネフ25 215 オハ25 504 スシ24 505
オロネ25 504 オロハネ25 503 オロハネ24 554 オハネフ25 212 カニ24 505
ED79 7 EF81 100 ↓札幌＆上野