今回、周遊きっぷを利用し「日本海」「はまなす」「きたぐに」と夜行３列車使った、北海道奇行（紀行）の復路に「はまなす」ドリームカーを利用しました。「はまなす」を利用したのは、何時終わるか分からない会議の終了時間に焦る事無く、ホテルにもう1泊することも無く帰れるのが魅力でした。丁度、6月1日（日曜日）が「トワイライト」の札幌出発日で次が3日ですし、青森から「日本海」に乗るにも札幌を昼には出発しなければならず、中途半端な感じがしました。
料金的にも、「日本海」が特急券3,150円＋寝台券6,300円の合計9,450円に対し、「はまなす」「きたぐに」は急行なので急行券1,260円×2と指定券が510円並びに「きたぐに」寝台(上・中段）5,250円で合計8,280円で済みます。更に今回は、青森から弘前まで「かもしか2号」（自由席500円）を利用し、乗継割引で「はまなす」の急行券と指定席券を半額にし、合計7,390円に節約しました。なお、「日本海」と新幹線との間でも乗継割り引きが有りますが、今回の場合の方が少々割り安の様です。
前置きが長くなってしまいましたが、今回は最初から「はまなす」のドリームカーを予約しました。これは古くてもグリーン車のシートなので、一度グリーン車のシートに座ってみたいと言う貧乏根性以外の何者でも有りませんでした。
当日の「はまなす」は間近に迫った、よさこいソーランの練習帰りの人も多く、カーペットカーは無論のことドリームカーも満席に近い状況でした。隣の席にも男性の方が乗られました。
シートの方ですが、やはりフカフカで座り心地は申し分有りませんでした。倒れ具合も、私が起こした状態で座っていると、突然前の女性が一気にバターンと倒したので、思わず前を見たら、顔が見えた！ぐらいの角度まで倒れました。特急でも5時間半以上かかる時間を7時間半ぐらいで走るので、やはり高速なのでしょう結構揺れた感じでした。あと、イス席でも発停時のショックが有りました。（ディーゼル機関車と言えども）
ショックや振動と、隣に人がいるので寝ぼけて手を触らない様に意識したためか、函館まではウトウト状態の感じでしたが、函館で多くの人が降り、車内は乗車率3〜4割になり隣の方も席を移られ、殆どの人がイスを向かい合わせにして休まれていました。私もやっとリラックスして休みましたが、青函トンネルは思いの他長く感じました。振動は少ないのですが、時々音が大きくなり、2度ほど目が覚めました。
柔らかいシートのお陰で、熟睡とまでは行かなくても、体への負担は少なかったです。発停時のショックも横に感じるよりは、縦に感じる方が不快感は少ないですね。
最後に、「はまなす」から青森で乗り換えの際は50キロ圏内の自由席特急券(500円）で、急行・指定席料金の節約の他、ゆっくり朝食も取れますから、頭の片隅に。