今回夏休みにどこに行こうかと考え、九州に行ったことがなかったのと、九州までの寝台列車がもう後がないらしいということで、一度乗って行ってみようかと思いました。
窓口で聞いてみたらB寝台ソロが取れたので(平日乗車ですが2週間前で取れました)、これは行けと言われているのだろうと思い、大分ゾーンの周遊きっぷと一緒に買いました。寝台は富士とはやぶさとありますが、別府温泉に行きたかったので富士にしました。何も考えずに出口駅を中津にしていたのですが、切符を買ってから、別府のほかに訪れる町や宿を決めていったら中津では非効率だと気がついたので、当日乗車前に日田に変更してもらいました。あんまりそういうことをする人がいないみたいで、手続きに10分以上かかってしまいました。やっぱりちゃんと考えないといけませんね。
当日は乗車率3割くらいの感じでした。東京駅で30品目バランス弁当を買いました。ちょっとずついろいろ食べられるので満足です。ソロの車両はかすかにたばこの残り臭がしました。ふだんはこのようなかすかに残り続ける場所に居続けることがないので、ちょっと気になります。食事をするときと、門司を過ぎてからは、隣のB2段の禁煙車に居させてもらいました。そういう点でははじめからB2段をとったほうが快適だったかもしれません。
さすがに熟睡はできなくて、ずっとうとうとしていました。朝は6時半くらいから起きてしまい、海の見える風景を見たりしました。通路に出ないと見えないのが残念ですが。ものぐさすぎ?
朝ごはんは車内販売が来たころには予想通りお弁当がほとんどなかったのでここは見送り、下関でふくの駅弁を買いました。幕の内よりは正解だったと思います。
門司ではやっぱり大撮影大会ですね。ほとんどのお客さんが写真を撮っていたので、私も一応撮っておこうかと思ってホームに出ました。こういう時だけはやっぱり個室のほうが安心して荷物を置けるのでいいですね。
門司を過ぎてからは部屋を出て、禁煙車に移動しました。4シートに客が一人いるかいないかくらいなので余裕で座れました。別府まで乗車しましたが、途中で青いソニックに抜かれた時はちょっとうらやましくなりました。10分ほど早く着くということもありますが、それよりやっぱり車体がインパクトありますね。途中で乗り換えればよかったかも。
到着後は別府、湯布院、天ケ瀬に一泊ずつして、日田から久留米、博多経由の新幹線で帰りました。別府は鉄輪温泉に行けばどこかあいているだろうと思って事前に宿を決めませんでした。飛び込みでも3軒目で決められました。湯布院は静かなエリアは風情がありますが、お土産店の集中するエリアは軽井沢みたいで個人的にはいまひとつ。天ケ瀬は紹介されることが少ないですが、温泉を満喫しながら静かに過ごすという点では一番よかったです。川沿いの露天風呂はさすがに勇気がなかったので、足だけつからせてもらいました。
次に九州に行く時は新幹線か飛行機だと思いますが、新幹線でもそんなにつらくないと思ったので、また行ってみたいです。