今回，尾瀬方面の山歩きを目的に，尾瀬夜行23:55を利用しました．利用日は9月12日．三連休前の金曜日夜発です．天気予報を見ながら，出かけるかどうかを決めようと思っていましたので，切符の取得は出発の3日ほど前でしたが，それでも切符は楽に確保できました．私の経験上，よほどの混雑期でない限りは，切符の確保に困ることはありません．ただ，切符の販売を東武トラベルでしか扱わないのは少々不便です．私は名古屋在住で，東武トラベルの支店が1つしかなく，しかも土日休みなので，なかなか切符を買いに行く余裕が無いのが難点です．web経由での申し込みもありますが，1週間前に締め切ってしまうので，なかなかこちらも利用できません．結局仕事を少々早めに抜けて買いに行くしかなく，今回もそうしました．
この列車には過去何度か乗りましたが，毎回，必ず酒を飲みしゃべり続けるグループが居て，消灯時間いっぱいまで，中には消灯時間を過ぎてもしゃべり続けるのには閉口するところです．今回も，私のすぐ前の席でそれをやられました．朝早くからの行動に備えて消灯前に眠る人も多いので，周囲に気を配って欲しいものです．
浅草では有人改札口を通り，ホームに入ります．浅草を定刻に出発．しばらくはゆっくりと走ります．カーブが多いのと，先行列車に追いつかないようにするためでしょう．北千住からは，複々線になるためかスピードが上がります．新越谷，春日部と停車していき，少しずつ乗客を拾っていきます．春日部を発車後は，終点まで停車駅はない（運転停車はあり）ので，乗客は思い思いに席を移って寝る体制に入ります．春日部発車後すぐに消灯となります．
途中，いくつかの駅で運転停車（時間調整も含む）をします．新藤原で停車をするのは確認しましたが，それ以外にも野岩鉄道線内のいくつかの駅で時間調整のためか運転停車をするようです．
列車は定刻3:18に，終点の会津高原尾瀬口に到着しましたが，しばらくはそのまま消灯状態が続きます．3:50ごろ明りがつき，放送が再開されます．尾瀬方面への連絡バス到着のアナウンスがあり，降車を促します．私も，ゆっくりと下車の準備をし，眠い目をこすりながら，改札口へと向かいました．
車内設備ですが，1，3，6号車に，ソフトドリンクの自動販売機があります．トイレも同じ号車にありました．シートはリクライニングが効かないですが，たいていは2人分のシートを一人で占有できるので，エビのように背中を丸めて横になって眠ることもできます。