鉄旅親子さまのサンライズ瀬戸号乗車記


鉄旅親子さまから寝台特急サンライズ瀬戸号(上り:高松→東京:シングルデラックス)の乗車記を頂きました。<投稿日:08.11.10>

3回目の投稿です。親戚の結婚式に出席のため宇都宮へ行かなければならなくなり、新幹線の乗り継ぎを考えていたのですが、始発で出かけてもお昼近くの到着にしかならないので同行者(両親ですけど)と相談の結果、こちらでいろいろ勉強させていただいてかねてから乗車したいと思っていたサンライズ瀬戸で東京まで行き、東北新幹線で宇都宮へという行程になりました。これですと10時前には到着できます。

切符の入手は2週間前くらいだったと思います。最初電話で245489(ニシゴヨヤク)問い合わせると満席ですと断られました。え〜〜!と思いましたがさすがサンライズ、人気あるんだなぁとちょっとうれしくなったのを憶えています。早々にあきらめ気味でしたが(何しろ全員で3人分取らねばならないため)夕方に何気なく再度電話してみると、なんとあいてるではありませんかシングルDX一つにシングル2つ。即予約しましたが一つはシングルDX!大阪からではもったいなさ過ぎる!ということで急遽、いったん新幹線岡山経由で高松まで行って高松から乗車に変更!さらに時刻表を見ているとあんぱんまんトロッコ列車の運転日。普通に瀬戸大橋を渡るのも芸がないし息子も喜ぶかと思い、トロッコ列車も予約してアンパンマン弁当まで予約して最初の目的がなんだったのかわからなくなりつつその日を楽しみに待ちました。

いよいよ当日。岡山からあんぱんまんトロッコ列車乗車。この列車は2両編成で乗客は一両分しかいません。最初の岡山〜児島間は後ろの普通のクロスシートの車両(型番等はわかりません)に着き、児島から解放感のあるトロッコ車両に乗り込みました。初めての経験なのでとてもおもしろかったです。周りの皆さんも子供以上に興奮気味でした。そんなこんなであっという間の1時間あまりの道のりでした。高松駅直前で今日、乗車予定のサンライズが出発の時を待っていました。到着が4時半頃、サンライズまで4時間あまり・・・・。高松市内を琴電に乗ったりいろいろ散策して時間をつぶしました。三越で晩ご飯の調達。半額セールでお安くゲット。いよいよ乗車です。

あこがれてこちらのHPで何度も何度もチェックしていたので初めて乗った気はしませんでしたが、やっと乗れたという感慨はひとしおでした。自分の個室に入り、荷物を置くとまずは外観の写真撮影、内部の探検。寝台券を取るのに苦労(?)した割りにはかなりの個室が空いてました。お客さんが乗車するまでは各個室の扉は開けっ放しになっていた為に判ったのですが。岡山や大阪から乗車するのかな?と思いながら自室に戻りビール片手に遅めの晩ご飯。息子は食欲より車窓が気になって仕方がない様子。すぐにごちそうさまして、窓に張り付いていました。一息ついて、僕も車窓を見ると昼間に通った瀬戸大橋にさしかかっていました。昼間は秋の日の光を浴び心地よい風を感じながら通過したのとは反対に漆黒の闇の中を照らされた橋梁だけが見えるまた違った世界を醸し出していました。程なく岡山に到着。ご多分に漏れず、出雲とのドッキングを観賞。息子は大はしゃぎ(10時回ってるのに・・・・ママにばれたら怒られるなぁ)。その後自室に戻って息子を寝かせた後、シャワーを浴びに。しかし、当然、先客がいて3度目の往復で使用することが出来ました。誰かの手記にもありましたがシャワーの使用状況が判るランプでもあれば助かるなぁと思います。

その後大阪駅で両親の乗車を確認して1時8分に大阪駅に入るはやぶさ/富士とすれ違うのを大山崎あたりで確認した後、眠りにつきました。興奮してなかなか寝着けませんでしたが(枕元にあるコントロールパネルの緑のランプが結構気になりました)知らない間に夢の中へ。次に気がついたのは横浜に到着して息子に降りるのか?と聞かれた時でした。もうあと少しで東京に着くと思うと皆さんがおっしゃるようにまだ乗っていたいなぁという気持ちが強くなりますね。是非サンライズの編成をもっと増やして距離の長い区間に投入してほしいなぁと切実に思いました。寝台列車の情勢からすると難しいのでしょうねぇ。

長々と乱文乱筆申し訳ありませんでした。


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09/01/04追加
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