トワイライトに乗車するまで、こちらのＨＰを何度も訪れました。皆様の記事を参考にさせていただき無事乗車いたしましたので、お礼もかねて報告します。
☆チケットを手にするまで☆
今回は、偶然にも金曜日に大阪で月曜日に札幌で仕事が入りました。何ともトワイライトエクスプレスにピッタリではないですか！しかも、フルムーングリーンパスが使えるのです。ここからチケットを取るための苦労が始まりました。まず、ＪＲの５４８９に電話できるようにびゅうカードに加入し、開始日の５時半電話３台を使って連絡。旅行会社２社には門前払いを受け（軽〜く「取れませんよねぇ」でおしまい）、１社に予約完了。当日、１０時打ちのために家族が９時から最寄り駅で待機。１０時には電話２台を使ってＪＲ東日本へ電話。そして、最寄り駅の１０時打ちで土曜日のＢ寝台が取れたのです。他は、全滅でした。旅行会社は３台で１０時打ちしてくれましたがダメでした。鍵のかかる個室があればと、その後も５４８９へ電話を入れる毎日でした。そして、オークションに２号車３号室のチケットが出たのです。オークションについての賛否は承知しています。でも、、、落札しました。東京在住の身には最初で最後のトワイライトかもしれないのです。
☆旅行の始まり☆
金曜日にひかりで大阪へ向かい(フルムーングリーンパスはのぞみに乗れません)、仕事を終え１泊。翌日、入線するトワイライトを迎えるため大阪駅の１０番ホームへ。落ち着いた上品な色合いの列車を満面の笑みで迎えました。そして１２時３分。ゆっくりとホームを離れるトワイライト。流れる景色と「いい日旅立ち」ところが大阪の街に別れを告げる間もない乗務員の来訪。そう、発車後すぐにウェルカムドリンク(ワインはラベルにエンブレムがあり、お土産になりますよ)、夕食の確認、朝食の予約、鍵の受け渡し、乗車証明・・と息つく間もなく来訪者が。余韻は吹っ飛びました。その後も、グッズの販売やなんやと忙しく、琵琶湖畔を走る頃やっと落ち着いたのでした。最初、Ｂ寝台でしたのでせめて夕食は豪華にとフレンチを予約していました。ですから、昼食は梅田地下でお総菜を購入。関西の味を堪能しつつ屋根まである窓から広がる景色を見ながらいただきました。室内はソファとベッド、２５分お湯の出るシャワー、ビデオ鑑賞できるテレビ、雑誌の用意もされており、退屈することなくゆっくり寛げるのでした。夕食の連絡があり,食堂へ。ステンドグラスの柔らかな明かりが夜の闇に映り良い雰囲気です。揺れが少々気になりワイングラスを持つ手に力が入るのも、列車の旅ならでしょう。夕食のワインと列車の揺れが眠りへと誘うなか、青函トンネルの通過を確認して就寝。翌朝、目覚めると内浦湾と広大な北海道の紅葉の中を走っていました。トワイライトとの別れの朝です。食堂で朝食をいただき、窓の外に建物が増えてくるともう札幌です。今夜は登別温泉に泊まり、月曜日の北斗星で帰京しました。フルムーングリーンパスはＢ寝台は含まれますが、スイートは乗車料のみ適用されます。東京 - 大阪 - 札幌 - 東京と列車のみで移動した今回の旅は、フルムーングリーンパスが利用できたので、とてもラッキーでした。
☆それから・・・☆
トワイライトエクスプレス贅沢な時間でした。できたら、もう１度乗ってみたいと思います。次は、日本海を黄昏れ色に染める夕日に会うために季節を選んで。そうです、今回はたどり着く前に日が暮れてしまい、日本海を見ていません！観光地でもなく、グルメでもなく「時間」を楽しむための旅。この旅が計画できたのもスイートに乗車できたのもこちらで勉強できたからです。ありがとうございました。