北海道旅行、帯広のばんえい競馬観戦、留萌訪問の旅の旅程で利用しました。この列車を使うとほぼ丸一日車内で費やしてしまう、時間のロスもあったのですが、元々、寝台列車好きでありますし、個室であるならと思いチケット購入の算段となりました。
が、しかし、シングルツインでもかかわらず、みどりの窓口では手に入らず、旅行会社には事前に申し込んだにもかかわらず、無理で、あきらめかけたとこで、どうにか気の利いた友人がゲットしてくれました。
京都乗車当日、前日のトワイライトが運休していたとの情報を得て、かなり気をもみましたが、無事入線、乗車できました。
車掌さんに聞いてみたところ、秋田あたりでの風の影響で遅れたり、運休したりすることがあるらしく、特にこの季節は決してめずらしいことではないようでした。
しかし、乗車してからも心配の種があったにもかかわらず、すばらしい列車でした。関西から北海道までの車窓の変化、気候変化は元より、２０時間以上の乗車を飽きさせない工夫もありました。車掌による走行中の沿線ガイトや、夕方あたりまではグッズ販売、朝、夕食の予約、アイスクリーム販売、弁当の届け、アルコールの販売など、わりと頻繁に通路に御用があります。（販売のもは個室はノックはしません。）
個室内のオーディオも４チャンネルあり、これがステレオで、音が鮮明です。例の、いい日旅立ち♪（始発時のみ）も、良い音ですんなり耳に届きます。しかもチャンネルはすべてこのトワイライトエクス専用に番組化されておりました。ホテル感覚でリラックスできること、まさにバスガイドのように、ポイントで車掌によるガイドが入ることを含めて、あきらかに、私が今まで乗った列車とはまるで違いました。
それから、食堂車のクルーによる車内販売や案内も、車内のお客様個々の把握と気配りがあり、たいそう感激いたしました。
ただ、この列車には新幹線のような、ワゴン販売はありません。それと現在のダイヤでは車外に買い出しにいけるほどの長時間の停車もありません。そのかわり自販機はありますが。
実は、この旅、帰り３１日以降北海道から、中国地方まで、船と新幹線の乗り継ぎで指定を取っていたのですが、だめもとで前日道内でみどりの窓口に寄ったところ、同じシングルツインがゲットできました。間際のキャンセルチケットは意外にあるような気がしました。
幸運にも今回２回乗車できたわけですが、是非、また乗りたいと思っております。乱文失礼いたしました。