前回の乗車記の続きです。
なんだかんだで熊本に着き、駅前のビジネスホテルに泊まりました。このビジネスホテルの宿泊代が朝食付きで5600円でしたので、やっぱり今の寝台料金は高めなのかなぁと思いました。開放寝台は今の6300円から3000円くらいにすればお財布にもちょっとやさしい旅になると思いますが・・・
翌日は阿蘇山を登りに豊肥本線を使い阿蘇駅へ。目の覚めるような真っ赤な車体が印象的でした。あいにく山頂へは行けませんでしたが、良い思い出になりました。
そして熊本駅へ戻り、買い物をし、はやぶさの入線を待ちました。15時50分ごろ、はやぶさがホームに滑り込んできました。流石に車両は少々くたびれていましたが、まだまだ使えそうだと思いました。ホームには2〜30人ほどいたと思います。
15時57分、定刻通りに熊本を出発しました。今回の寝台は7号車6番下段。端の車両でしたのでディーゼルエンジンの音が聞こえてきました。博多で大量の乗車がありました。やはり九州の中心だけあります。
途中、スペースワールドで急に停車したと思ったら、富士の客車のガラスが割れて遅れているとの車内放送が。行きも帰りもトラブルに見舞われるのはある意味幸運かもしれません。スペースワールドには10分ほど停車し、発車しました。
門司に到着し、最後の1個だった弁当を買い、富士の到着を待ちました。定刻より約1時間遅れで富士が到着しました。そして約1時間半遅れで門司を出発しました。その後は特にトラブルもなく、1時間半遅れで東京に到着しました。
途中広島で偶然隣の寝台だった人と意気投合し、現在も連絡を取り合っています。こういう旅の出会いは開放寝台ならではの事です。
残念ながら今年3月で廃止になりますが、いつの日か復活することを願っています。九州新幹線の名称になるという噂も聞きます。真意は2011年に分かるでしょう。駄文長文失礼致しました。
牽引機関車
熊本〜門司 ED76 66
下関〜東京 EF66 47