富士・はやぶさの乗り納めをすべく九州に行ってきました。
仕事の都合上３月の乗車は難しい為、２月中の乗車機会を狙い１月中旬頃からＢ寝台ソロの空き状況を見てました。
３日に一度は芦屋駅又は尼崎駅のみどりの窓口に行き状況確認していたのですが、Ｂ寝台ソロは１ヶ月先まで満室、開放型Ｂ寝台でも下段は満席で上段が数席しか空いてないような状況でした。
それでも諦め切れずＹＡＨＯＯオークションでもＢ寝台ソロのチケットを狙っていましたが非常に高額である為、開放型Ｂ寝台に狙いを変更し２月上旬の空き状況を確認しに１月３０日に大阪駅のみどりの窓口に行きました。
みどりの窓口係員曰く、「個室は１０時打ちしてもなかなか手に入りにくい状況です」と言っておられました。
案の定Ｂ寝台ソロは上り下りとも１ヶ月先まで満室でしたが、試しにＡ寝台も確認しましょうという事で見ていただいたところ何と２月５日東京発（大阪乗車は６日）の富士のシングルデラックスにキャンセルが発生してました。
金銭的な面で若干悩みましたが、これを逃すと後悔すると思い、初のシングルデラックス体験となりました。
そして２月６日０時３０分頃大阪駅に到着しました。東京行きサンライズ瀬戸・出雲を見送り、４番ホームに行くと、富士・はやぶさ目当ての人がチラホラ。
列車到着頃には２０名くらいまでに増えてましたが、終電が出てしまっている為に、ほとんどの人が付近のインターネットカフェ等で一夜を明かすと言っておられました。
ＥＦ６６の富士・はやぶさヘッドマークを撮影後、はやぶさ側から乗車し、６，７号車のはやぶさと富士のテールマークも撮影の上、８号車７番シングルデラックスに入りました。部屋に入って一番に目に飛び込んできたのは「さくら・はやぶさ・富士」のヘッドマークがプリントしてあるタオルでした、本雑誌等では見た事があるのですが、とうとう実物を見る事が出来、それが私のものとなった事に感動しました。
その後、２時１５分頃の姫路駅での運転停車を見てから眠りにつきました。朝、下関と門司では非常に大勢の方が列車から飛び出し機関車交代を撮影しておられました。乗車の大半が鉄道マニアでしょう。
そして小倉に到着し下車しました。シングルデラックスの感想ですが、部屋の中は洗面台があり空調は自分で調整出来るという点で優越感に浸れましたが、部屋の広さは昨年利用したＢ寝台ソロ下段と比べると上部空間が広くなった程度でベッド周りはあまり変わらないと感じました。
もうあと１月程でこの歴史ある寝台特急がなくなってしまうと思うと非常に寂しいです。全車個室（ほとんどＢソロ）にすればもう少し需要が増えるのではと思うのですが・・。需要の減少に加え、ＪＲ東海の機関士がいなくなるのも原因らしいですね。それならＪＲ貨物に運転委託して臨時列車としてでも良いので残して欲しいですよね。