いつも楽しく拝見させていただいております。富士はやぶさも廃止が来月に迫りました、少し前のあかつき乗車記を投稿させて頂きます。
２００８年度廃止の関西発九州方面のブルートレインに息子（4歳半）と何とか乗りたい思いに反対する嫁を説き伏せて、その年に家族で行った島原鉄道の廃止予定区間の再乗車も目的にあかつき号に乗る事になりました。
嫁に車内食用の弁当を作らせ、いざ出陣しました。息子も大はしゃぎで近鉄経由で乗車30分前に京都着、ところが息子が「腹減った、なんか食わせ！」とぐずり仕方なく駅購入のメロンパンを平らげたのですが、まだ空いているとの事でサンドウイッチもペロリと、「お前、お母さんが作った特製弁当食えるのか？」と思いました。
京都駅では冬休みなのか家族連れが目立ちました。又、同世代ぐらいのオッサンに家族が駅までお見送り、かあちゃん子供に「おう！楽しんでくるわ！」、などいい感じの雰囲気が京都駅には有りました。
あかつきが入線すると息子は大興奮！そして指定の寝台に着くと飛び跳ねるわ、ひっくりかえるわで大暴れでしたが興奮が収まると、さて夕飯手弁当タイム。新大阪に着くまで完食
私は近鉄特急内から酒を飲みっぱなしで食欲があまりありませんでした。
大阪に着くと向いの下段に友人のブラックサバスさんも無事御乗車になり、岡山手前ぐらいま酒と弁当をつつきながら昭和50年代の九州旅行の思いで話を懐かしく語りました。
翌朝は博多手前で目覚め息子も起こして、鳥栖でなは号の切り離しお見送りをして列車は諫早へ。目覚めた息子は再び全開！上段に登ったり向かいの友人の席へジャンプしたり、上段に人がいたら張り倒すところだが、今回は居られないため大目に見て好きにさせておきました。などしてる内に列車は諫早へ到着。息子があかつき号に手を振るシーンなど我々も久しく子供時代を思い起こす場面でした。
我々は島鉄バス小浜温泉周りで加津佐へ、そこには国鉄色のキハ２０にご対面。南島原、加津佐間を1往復半、勿論、島鉄急行色も乗車できました。後ろ髪引かれる思いで諫早からかもめ新幹線でその日のうちに帰宅しました。
車内でその時もう富士はやぶさも来年以降には廃止だろうと友人と話してましたが、案の定その時期もすぐそこまで来ております。
現環境は鉄道各社の思惑が交差しているのですがJR九州は他社に比べまだ鉄道屋の根性があるように思います。旅の選択肢として夜行寝台などはやり方によれば新たな顧客開拓獲得に使えるのでは？。と私は思います。サンライズ交直流型などで速達化、料金設定を少し下げて企画切符なども使えば、プライス優先以外の顧客、愛用客を掴む可能性があると信じてますがどうなんでしょうか？
と、駄文をダラダラ書きましたが以上です。