こぎつねこんたさまの日本海号乗車記


こぎつねこんたさまから寝台特急日本海号(下り:京都→大館:A寝台)の乗車記を頂きました。<投稿日:09.02.17 >

親子で秋田県大館市で行われるアメっ子市に出掛けました。

東海圏からだと、大館市に近い大館能代空港は使えないので悩んだあげく夜汽車の雰囲気が楽しめるこの日本海を選びました。

前日までは敦賀から乗り込む予定でしたが、有給が取れた為折角なので当日、名古屋から新幹線で京都まで行き、京都駅から乗り込むことにしました。

A寝台では私たちの他に3名位並んでいました。日本海の利用は2回目ですが、その時は3号だったので目的地に早く着き過ぎるのも考え物だな〜と思いました。

18:22分日本海がホームに入って来ました。ワクワクしながら車内に乗り込み設備を見渡しました。最新の寝台車に比べれば見劣りするものの、メンテナンスが確りされているのか不便さを感じる事はありませんでした。各車両に設けられている懐かしい冷水機は使用可能でした。

車内販売も健在で敦賀まで購入する事ができます。商品はジュース類・菓子類・おつまみ・サンドイッチ・弁当では蟹の入れ物に入った「かにめし」が販売されていました。サンドイッチは当日の賞味期限となっております。乗車される方は参考にして下さい。

A寝台にいると車内販売がやってきました。折角なので、ジュースと小腹が減った時の事を考えお菓子を購入しました。販売中の方に車内販売の記載が時刻表に無いことを伝えると、「知らない方が多いのですよ。」といっていました。

敦賀に着く前に京都で買ったお弁当を、窓際にある折りたたみ式のテーブルでほおばりました。車窓を眺めたりこれからの事を話したりで普段より楽しい夕食になりました。金沢に着く頃にそろそろ寝ようかと言うことになり横になりました。しかし、暖房かやや暑く京都からずっと横揺れが続きなかなか眠りに就けませんでした。

横揺れに強いB寝台にしておけばよかったかも。逆に発車時の振動に影響しないのがA寝台。東北本線は全然揺れなかったのに・・・結局、糸魚川まで寝れなかったです。

翌朝、目が覚めたのが秋田でした。晴天をひたすら期待していたのですが結果、雨・・・

強風の影響で大館に着いたのは25分送れの7:30分頃でした。暇を持て余していたので、ホテルまで歩いて行こうという事になり約3km先のホテルまで景色を眺めながら歩いて行きました。

15年前に訪れて来た時より随分、街が寂しくなっていました。8:00過ぎホテルへ到着しました。

バスターミナルが隣接しており、そこに腹ごしらえに丁度良い蕎麦屋さんがありました。軽く蕎麦を食べ、アメっ子市会場へ。10:00時開始でしたが、既に活気付いていました。全国のアメを買い捲りました。あきた犬の子犬をさわったり、パレードやマスコットなどの写真を撮ったり商店街めぐりや周辺の散策をしたりして土曜・日曜と過ごしました。

ホテルでは念願のきりたんぽ鍋を堪能し、その後、寝台列車で寝れなかった分を取り返しました。

2日間殆ど雨この季節には大変珍しいと地元の方はおっしゃっていました。イベントの中で餅投げが有ったのですが、一個も拾えず尻餅だけついてしまいました。

日曜日の祭り終了2時間前になって、ようやく晴れて青空が広がってきました。ここぞとばかり写真を撮りました。

帰路は大館から特急かもしか号に乗って秋田まで行き、秋田駅から空港バスで空港へ。秋田空港から県営名古屋空港へ50人乗りの小型飛行機に乗り、名古屋空港から車で自宅に帰りました。

今度は暖かい季節にまた利用したいです。


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09/04/12追加
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