１月に「はやぶさ」下りに乗車し、九州寝台特急乗車の役目？は終わったと思っていましたが「富士」にも乗車したいという気が急に出てきました。今度は「はやぶさ」乗車時とは逆の上りに乗車しようと駅窓口へ。予想どおり発売日を過ぎている金曜日〜日曜日出発分のシングルデラックスはすべて完売。後日の発売日当日の９：００頃、前受けをお願いしたところ受付２番目で結果は×。窓口の人の話によると先日は前受け１番目の人も取れなかったとのこと。さらに後日の８：２０頃に前受けをしてもらうも３番目だという絶望的な状況で当然×。ほとんどあきらめて、後日のＳＬ臨時列車の試運転日にＳＬの写真を撮りに駅に行きましたが、ついでにとりあえず９：５０窓口へ寄ってみました。受付は１番目だったようです。なんと取れました。ちなみに自分の２分後ぐらいに来た２番受付の人は取れずに非常に残念がっていました。
往路は新幹線で博多まで行き、長崎〜熊本〜鹿児島〜宮崎〜大分と回りました。特に鹿児島を出た後、海岸線を走りながら見えた桜島はとてもきれいでした。大分に着き駅の中を歩いていると佐賀関漁協公認の「関あじ寿司」が販売されていて夕食用に購入。かなり、おいしかったです。
いよいよ「富士」乗車。門司駅での１７分停車を利用して改札まで行き門司駅のスタンプを押し、すぐ脇の売店で「富士／はやぶさ」グッズを購入。その後、車掌さんから下関乗務員センター作成の「富士／はやぶさ・記念乗車証」が配られました。
「はやぶさ」乗車記に投稿したとおり個室の扉の通気口から入ってくるタバコ臭に困った経験を生かし、使用済みカレンダーとガムテープを持参し、通気口をふさいだため今度は完璧な防御ができタバコ臭は一切感じませんでした。（注）通気口は必要であるから、あるわけでふさぐのはお勧めできませんが・・・。深夜の他の人たちの話し声もほとんど聞こえず快適な夜でした。
朝、乗車記念弁当を発売するとの放送が入り、販売車両に向かうとすでに行列ができていました。購入者に乗車記念カードが配られここでも記念品が増えました。沿線には撮影をする人たちがあちこちにいて、あちら側にも行きたいと感じながら見ていました。東京駅到着前に車掌さんから「富士／はやぶさ号は３／１４日をもちまして運転を終了します。長い間のご利用ありがとうございました。」との放送が入り寂しさを感じました。東京駅に着くとホームにはたくさんの人たちが迎えてくれました。東京駅ではヘッドマーク、サボなどのグッズが販売されていましたので記念に購入し帰路につきました。