私は関西在住ですが、新潟近郊に出張が入り、利用しました。重い荷物を抱えて、早起きまでして空港へ直行するのもしんどかったので、寝ながら目的地まで連れて行ってくれる夜行列車を選びました。夜行列車自体は3度目の利用です（最初は大学生の時に日本海1号を函館まで、2回目はなはの座席車で西鹿児島まで）。きたぐにといえば、ご案内の通り、3段式B寝台が真骨頂なのでしょうが、荷物の量も勘案して、A寝台にしました（経費も出たので）。
寝台券は2週間前に自宅近くの駅で取りました。申込書はA寝台で提出したのに、駅員さんが間違えたらしく、最初出てきた券はB寝台券で変えてもらいました。指定券を買った日は下段を楽に取れましたが、当日、下段は既に満席でサイバーステーションでチェックすると、A寝台は上段も残席わずかの状態でした。窓口が1つしかない駅だったので、後ろで並んでいる人に迷惑かけてしまいました。
乗車当日は、幸い好天に恵まれました。仕事を終え、新潟を離れた数日後に寒波が来たので、間一髪だと思いました。寝台設備については、興奮していてあまり寝れなかった記憶がありますが、横になっている分には関係ありませんが、起きて座る分には背もたれの出っ張りがやや気になりました。空調は2月という時期でしたが、寒いということもなく、適度だったと記憶しています。車掌さんも朴訥とした鉄道マンという感じの方で他の体験記にもあるように、あらゆる面でノスタルジーを感じられました。
新潟に仕事がある時はまた乗車したいと思います。