一言で言うと、ビジネス利用です。きたぐに利用で寝台車の魅力に気付きました。仕事でたまたま大阪→東京→四国と移動する行程になり、仕事の時間帯の都合で東京から四国への移動にサンライズが目にとまりました。
チケット入手
最初は「シングル」狙いで出発6日前に近くの駅で「シングル」の空室状況を照会しました。その時点で空室はまだあったのですが、仕事の行程がその時点では確定ではなかったので、購入は見送りました。翌日、コースが決まったので、別の駅のみどりの窓口へ行くとシングルはもう完売でした。代わりに示されたのが、シングルデラックスのチケットでした。喫煙側でしたが、その時点ではその出発日では最後の1枚でした。マルス上で最後の1枚とわかった係員が実券を出した上で、購入確認という手順で対応してくれました。こうして、思いがけず、この列車では一番入手困難とされるシングルデラックスでの旅が実現しました。
乗車当日
18時すぎに東京での仕事が終わりました。列車の発車時刻は22時ということで、どう時間を潰そうかと思いましたが、ゆりかもめに乗り、大江戸温泉物語へ行くことにしました。大江戸温泉物語を後にし、東京駅へ舞い戻ります。東京駅構内の「どんぶり子」で親子丼と大根サラダで夕食にして、飲み物を調達後、改札を通り、ホームへ。春休み中の平日でしたが、ホームには多くの人がいました。
乗車してから
発車10分ほど前に列車が入線してきました。チケットが喫煙ルームの指定券だったので、煙草を嗜まない私にとっては、どれくらい煙草の臭いが残っているのかと思いましたが、ほとんど気になりませんでした。発車前に検札とルームキーの使用方法の説明があり、アメニティとシャワーカードももらいました。夜汽車で手紙を書くということを一度したかったのですが、ご案内の通り、シングルデラックスにはデスクがあります。走行中の揺れで慣れないと実際に手紙を書くのは大変でしたが、無事に書き終えました。発車後は正直、なかなか眠れませんでした。シングルデラックス設置の液晶テレビを見たり、途中の停車駅で目が覚めたりという感じでうつらうつらというところです。列車は先行貨物列車の機関車故障と車内急病人発生による臨時停車のため、30分ほど遅延して岡山に到着。そのままの遅れで高松に到着。ただこの遅れは接続列車の時間待ちを考えると、逆によかった感もあります。また、機会があれば、是非乗りたいと思います。