謙信のお父さんさまの能登号乗車記


謙信のお父さんさまから急行能登号(上り:金沢→直江津:グリーン席)の乗車記を頂きました。<投稿日:09.06.15>

ほどちゃん様、皆様、お邪魔いたします。2009年6月13日にJR西日本パスを利用して1車中泊2日で旅行しました。今回の旅の計画立案者は天王寺の元族上りの焼き鳥屋の大将です。前回あかつきに一緒に乗車した旧友のブラックサバスさんと3人で年も考えずに旅に出ました。

今回は2日間グリーン車4回乗車コース16000円を使い、お題目は「国鉄型グリーン車に乗ろうと国鉄型乗りたおし」です。行程は1日目大阪発→糸魚川→南小谷→越中宮崎(宮崎鉱泉入浴、夕食)→金沢→直江津着です。

大阪をサンダーバード自由席で富山まで一気行く予定でしたが、途中の加賀温泉付近でローカルをパス、車窓には「おー、455の急行色!」という事で金沢で早速下車。写真も撮れて運も良く滑り出し好調です。その後北越号、「おでこ2灯タイプで国鉄カラーか、まだがんばってるな〜」で糸魚川到着、キハ52で南小谷往復、もちろん窓は開けさせていただきました。その後夕食場所に移動、455系で越中宮崎下車、すれ違うのは419食パン、北陸は国鉄型の楽園ですね。越中宮崎下車、ヒスイ海岸でしばしヒスイ探し、その後鉱泉入浴、渋い建物。少し?いや大いにぼけた御爺さん番頭さん、入浴料金おつり計算ができない・・。入浴後は駅前国道8号線沿いにドライブインきんかいにて夕食。季節は外れてるが鱈汁定食刺身付きに3品ほど追加とビール6本。ビールを頼んだら白えびのかき揚げ山盛りが出て、店のおねーさん「ビールの宛てにサービスですどうぞ」と。朝から3人で飲み倒していたが、いやーすべて美味かった!が量の多さでご飯だけ残しました申し訳ない、会計は〆て7800円なり!ムチャ安う!ここの店は皆様お勧めです。飲んで食って越中宮崎から又455に乗り富山へ、そこから又北越号で金沢へ戻りいよいよ急行能登号グリーン車です。ボンネットと10分後出発の北陸号EF81の並びもあまりに渋すぎでした。能登グリーン車は我々3人とカップルの2名の計5名乗車。ほかの自由席やロビーカーもガラガラ。

グリーン席のリクライニング度は思ったよりすごく深いですね。そして今まで聴いたことのないアナウンスに郷愁を感じました。アナウンス「本日はJR西日本ご利用いただき誠にありがとうございます。この列車は上野行き急行能登号です〜」。そうです、この上野行き・・・・当然ですが我々の東側の終点は日本海側の青森を除いてすべて東京なんですよね。これから先の人生で終着駅が上野行きの列車に乗る・・・個人的にはおそらくもう無いのでは・・と思いました。それも暗闇を行く夜行で急行列車、その名は能登号。サロは静かな走りでしたが加減速の前後のゆれは大きく感じましたが酒の所為?減燈された車内、直江津までの区間でしたが人生はじめて乗ったグリーン席でそれぞれの思いに浸るガキオヤジ達3名でした。そして直江津に到着しました。

駄文をお読みのほどちゃん様、皆様、まだ続きがありますがお急ぎでない方はもうしばらくご乗車くださいませ。


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09/07/05追加
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