いつも楽しく拝見いたしております。名古屋近郊在住の者です。
私の憧れだった「寝台列車」。「5/16〜17に知り合いと行く関東めぐり」を計画した折に「帰りは夜行列車で金沢へ出て、しらさぎ号で名古屋に出れば…」という話がありまして、早速手配。一か月前にはすべての乗車券類を手配したのですが、当日まで楽しみでしかたなかったです。寝台列車のＤＶＤを買ったりして予習しておりました…。
さて、5/16当日。名古屋から普通列車の乗り継ぎで関東まで出まして、少しばかり東京・埼玉をブラブラ。
そして帰りの時間、といっても名古屋へ帰る道のりが長いですが…。10：45、上野の駅に目的の列車「北陸」が入ってきました。
私たちの部屋は6号車の「ソロ」。早速個室の中へ。思っていたほど部屋は狭くもなく、いたって快適。部屋内で直立はできませんが、それでも十分。ちなみに二階の部屋なので眺めも抜群。窓からの目線が高いので、ちょっとした優越感…。
発車前後は、近隣の個室の方と廊下でタバコをふかしながらしばし歓談。そののち、ベッドへと潜り込みました。しばらくは寝転がって、夜景を見たり本を読んだりしながらウトウト…。列車が熊谷を出てからは夢の中に…。
途中長岡で機関車の付け替えがあり、そこで一度お手洗いのために起床。その後も柏崎の漆黒の日本海を眺めながら二度寝しました。
そして朝。列車が高岡に到着する前に起床。当日は雨でしたが、しっとり濡れた田園に雨で霞んだ景色が何とも神秘的。そして7時間30分の短い乗車時間でしたが、金沢に到着。
今回は初の寝台列車でしたが、思っていたほど列車の揺れは気になりませんでした。個室の中もきれいですし、車掌さんも大変親切。ただ、梅雨時でしたので、空調がやたら寒かった！私は持ち合わせていたトレーナーを着て寝ましたが、これは体感温度に個人差がありますから仕方ないですね。
総合的には大満足の列車旅でした。もう一度乗車機会があったら…、こんどはしっかり夜食とお酒を買いこんで、今回は使わなかったシャワーも体験してみたいです。