いぬはは50さまのトワイライトエクスプレス号乗車記


いぬはは50さまから寝台特急トワイライトエクスプレス号(下り:大阪→札幌:シングルツイン)の乗車記を頂きました。<投稿日:09.08.29>

「いつかはトワちゃん!」を夢見て、近くを通過するトワイライトの見送りに通って3年。ついに乗車することができました!天気にも恵まれ、まさに「トワイライト」の車窓を満喫した旅でした。

願いが叶い、海側のシングルツインが取れました。前夜に大阪入りし、念願の始発からの乗車。「いい日旅立ち」を聞きながら、この乗車記で得た情報等をを確認する様に旅は始まりました。

早速サロンデュノールに行き、上りのトワイライトとの交換を待ちました。撮影後は自室に戻って車掌さんからの確認や説明を受けた後、開いたばかりのダイナープレヤデスに行きました。

楽しみにしていた「トマトソースのパスタ」とサラダとコーヒーを頂きました。その美味しさは勿論のこと、トンネル通過中はディナータイムの様なロマンチックさも体験できました。夕食の予約券を渡したり、翌朝の食事(洋朝食)をお願いして支払時にはシャワーカードも購入しました。

待機中のトワの機関車を右手に見ながら敦賀駅に入り、夕陽に合わせる様に日本海へ向って進んで行きます。

各車両を一通り探検・撮影した後にミニサロンでグッズ販売のレディを待ち、予め一覧表にしてきたお土産を宅配でお願いしました。自室に戻って椅子をベッドにしようすると、裏側に車両に合わせた番号が見えたので、記念に一枚撮りました。

アナウンスを聴きながら車窓を楽しんでいると、予約していた「日本海懐石御膳」が届きました。お吸い物と、これまた昔懐かしい容器のお茶も届けられました。「御膳」を撮影したので頂く事にしました。一つ一つが手の込んだ御料理で、味わい深かったです。

親不知を過ぎて新潟県へ入ると、いよいよ「トワイライトな景色」になりました。一時雲に隠れた太陽が現れて、青海川を通過した頃の18時31分にゆっくりと海へ入っていきました。その後も暫くの間余韻が漂い、素晴らしい日・部屋に乗車できた事に感謝しました。

その日は甲子園の決勝で、日本文理と中京大中京の感動的な試合があった日でもあり、絶対に忘れられない一日になりました。2階で寝るべくメーキングをしました。これは翌朝感じたのですが、枕も毛布も使用感が良いので、是非手に入れたいと思いました。

新津を過ぎる頃にはすっかり暗くなっていました。サロンでは、「ソックス」を上映していました。村上・鼠ヶ関・鶴岡を過ぎ、知り合いが手を振ってくれる事になっている酒田駅が近ずくと、ドキドキして来ました。いよいよ酒田です。運転停車の後にゆっくり発車。線路傍で手を振っているのが見えました!

「ソックス」を最後まで見て感動した後、23:30からのシャワーの準備に部屋へ。シャワーは広くて使い心地も良く時間も余裕でした。部屋へ戻ると2階へ上り眠りに着きました。少し寒かったので、ジャンパーを重ねました。

翌朝目が覚めたのは五稜郭駅でした。「DE10の重連で進行方向も変わるなあー」とか思いながらも眠気の中にいましたが、「大沼や駒ケ岳とか北海道の自然を撮らなきゃ」とビデオを準備しました。早朝の風景はとても爽やかで、水面の水蒸気?や尖った峰に巻く雲は神秘的でもありました。

8:15からは、東室蘭辺りの海や馬を見ながらの洋朝食です。柔らかなパンとスクランブルのハムエッグ・フルーツ・トマトジュース・珈琲で幸せなひと時。その後は千歳空港を眺めながらいよいよ札幌へ、、もう一度車内をビデオに収めに歩きました。「いい日旅立ち」を聞きながら、定刻通りに札幌に9:52に到着。

回送をいつまでも見送り、私の初めてのトワイライトの旅は終わりました。トワの良さもわからず、クレームばかり言われるツアーの方がいるのが残念でした。大好きなのにチケットが取れない人もいるのに、、残念な事だと思いました。車掌さんやスタッフの皆様が細かい所まで気配りをされて、きびきびとお仕事をされているからこそ、素敵な旅ができるのだと感謝しています。またの機会を目指して、毎日の仕事も頑張れます!


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10/01/03追加
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