うりきちさまのカシオペア号乗車記


うりきちさまから寝台特急カシオペア号(下り:上野→札幌:カシオペアツイン)の乗車記を頂きました。<投稿日:09.09.06>

今回、カシオペアで札幌まで往復しました。行きはカシオペアツイン、帰りはカシオペアデラックスを利用しました。

この区間、北斗星は10回以上利用しておりますが、カシオペアは初めてです。もともと北斗星の利用を考え、寝台券を入手しておりましたが、1週間前に公式サイトで空きが出たのを確認したので、思い切ってカシオペアに変更しました。結果として会社を午後休むことになりました。カシオペアの出発時刻の設定は北海道観光を念頭においているためのこととは思いますが、会社員にはつらいところです。

15時過ぎに上野に向かい、カシオペアの入線を待ちました。遠目で見たことはありますが、実際に近くで見ると予想以上のインパクトがあります。行きはツインの1階席でしたが、最初の印象は「意外と狭い」でした。ちらっとあいている2階席を見ましたが。こちらは以前乗ったドイツのCityNightLineのDXクラスに似ている感じでした(あちらはシャワーつきで、ベッドが2段になっている代わりに窓側のソファーが固定されています)。で、乗り心地は…揺れないですね。一階の効用ですね。

食事はカシオペアスペシャル弁当を頼みました。意外とボリュームがありました。

印象としては確かにきれいで、ウェルカムドリンクやモーニングコーヒーのサービスもあって、北斗星よりはサービスが充実している感じはしましたが、値段ほどではないかなというところです。

とくにトイレを部屋に置くためやリビングを配置するための解答になったベッドの配置は無理があるような気がします。高齢者の利用を考慮して2段ベッドはやめたという設計者の話も読んだことがあり、狭い中でA寝台としての設備を盛り込むための答えだとは思いますが、なかなか苦しいところです。またもう少し値段を下げてほしいと思いますが、北斗星のツインDXとの兼ね合いもあるので今の価格設定になったのでしょう。

またケータリングも以前はディナーセットがあったのですが、今はカシオペアスペシャル弁当だけというのもサービスが悪くなった印象を与えます。

ただ寝るだけならば、比較が難しいのですがサンライズツインの方が広い感じがします。下車後は北海道の未乗線を乗りに行きました。


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10/01/03追加
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