今年から勤務先の夏休みは好きな日が選べるため、なるべく希望の個室指定券が取りやすい８月３１日発に乗車日を定めて１ヶ月から２個所のみどりの窓口でロイヤルとツインデラッスを手配。
乗車券は札幌駅からレンタカーを使うため、往復の運賃が２割引のレール＆レンタカー切符で指定券は希望通りのロイヤルが二人利用として取れて帰路のカシオペアスイートも取れて準備万端である。
８月３１日(月)、妻と早めに自宅を出発して北斗星が入線する２５分前に上野駅ホームに到着！買い物などを済ませてホームに戻ると北斗星が入線し、今宵の宿１０号車１２番の部屋に入り、ロイヤルの窓からホームを眺めていると「二人だけで行ってきなよ」と夫婦だけの旅を勧めてくれた小学校６年生の息子が見送りに来てくれたのが嬉しかった。
１９：０３、息子の見送りを受けて北斗星はゆっくり上野駅を発車して札幌に向かったがこの辺でロイヤル個室をチェックしよう。北斗星のロイヤルは１９８８年３月の開業から数え切れない程、乗っているけどオロハネ２４−５５２は１９８９年から北斗星に投入されたロイヤルの増備車であるが、２０年の時の経過でかなり老朽化しているのが残念である。
グランシャリオアタンデントからウェルカムドリンクを頂き、車掌さんの検札を終えると北斗星は荒川を超え埼玉県に入り、楽しみにしていたディナータイムのオープニング放送案内が聞こえてきたので食事予約券を持参して妻と７号車グランシャリオへ向かった。
代わり映えしないディナー内容なのが玉に瑕だが、夫婦二人で北斗星に乗るのもグランシャリオでフレンチディナーを食べるのも１３年振りくらいなのだが、妻はいたく喜んでくれてディナー終了後のパブタイムも足を運び、遅くまでグランシャリオで語り合った。
部屋に戻ってシャワーを浴びて部屋で寛いでいるとディナーやパブで飲んだお酒のせいか、眠くなってしまい、ベッドをＷベッドに広げて二人で早々と就寝した。
目が覚めて窓のカーテンを開けると列車はちょうど新中小国信号場あたりで津軽線と海峡線がクロスして分岐する地点で更に高架橋を進むと列車とすれ違う音がしたが「はまなす」みたいである。
青函トンネルに入る５分前に妻が起きたので一緒に青函トンネルを見学するが通過時刻は下記のとおり。（青函隧道進入5:06，竜飛海底駅通過5:18，隧道最深部分通過5:25，吉岡海底駅5:32，青函隧道飛出し5:44）
函館駅では二人で北斗星の前で記念撮影すべくホームの駅員さんにカメラのシャッターを頼んだら応じてくださり、また車内の車掌さんやグランシャリオアタンデントさんからもシャッターを押して頂き、感謝に絶えない（その節はありがとうございました）。
北斗星は小沼・大沼・駒ヶ岳が美しい風光明媚な大沼国定公園内を進み、森から八雲までは美しい噴火湾沿いに進み、まさにこの２ヶ所が下り北斗星の道内車窓では最高のスポットだ。
洞爺駅を発車してから妻と朝食を食べにグランシャリオへ向かったが進行方向左側の席が取れて有珠山や昭和新山を見ながら朝食を食べてカメラで家内を写していたらアタンデントさんが写真撮りますよと言ってくれたので席とレジの近くで撮ってもらいました。
遅い朝食を終えてロビーで休んでからからロイヤルに戻ると札幌は近く、荷物の整理をしたり、身支度を終えると列車は苗穂駅を通過して札幌駅に時刻どおりに到着しました。
札幌駅からはレンタカーで道東方面に行きましたが行きに乗った北斗星は楽しかったです!!