12月の半ばに５連休を頂き、せっかくだから何処かに行こうかと考えておりました。実家には年末に帰れるし・・・。現在、奈良県に住んでいまして関西発の寝台列車といえば、きたぐに・トワイライト・日本海の3つがあります。きたぐには3回ほど乗っておりますので今回は除外して、トワイライトか日本海で迷いました。派手なトワイライトよりも、個室はないけれど渋い日本海を選びました。列車名からして渋いですからねぇ。
Ｂ寝台よりもＡ寝台の方が広く、下段であれば1枚の窓を独り占めできるのでＡ寝台に決定。切符はすんなり取ることが出来ました。2週間前に切符を取りましたので、それまでは当ホームページや鉄道雑誌などで情報を集めながらわくわくしておりました。
大阪17：47発ですが乗車当日は16時ごろ大阪駅に着きました。早すぎました（笑）食糧などを買い込んで、17：41日本海が静かに入線。乗客よりもカメラを持った鉄ちゃんの方が多いような・・・。乗客の方はビジネスマンや年配の方が多かったです。
近頃、寝台列車がどんどん廃止されていますがこの乗車率を見るとしょうがないのかなと複雑な気持ちになります。ずっと走っていて欲しいものですが、あるうちに乗っておかないと。
大阪を発車して京都、敦賀と北上します。敦賀からは横殴りの雨で止まらないかなと心配に。新潟に入ると海沿いを走り、漁村に近づくたびに明るくなっては離れると暗くなり、波しぶきも飛んできます。
さて、寝台設備のほうですがＡ寝台は広く、体の小さい自分にはちょっとあまるぐらい。旅をしているんだなぁと感傷に浸ります。暖房はこれでもかというぐらいに効いており、半そでですごしました。
発車の時の衝撃は結構ありましたが、車内は静かでジョイント音が心地よく気がつくと寝ていました。起きるととちょうど秋田のあたりで一面銀世界、終点の青森までずっと雪でした。
青森についてからは機関車の写真や入換えの動画を撮影し、ホームにあるお蕎麦屋さんでめかぶそばを食べました。冷え切ったからだが温まってよかったな〜。
函館行きのスーパー白鳥発車まで1時間ほどあるので待合室にいましたが、地元の人の話は方言でぜんぜん分からず・・・。遠くにきたなというのが正直な気持ち。
また時間とお金があれば（笑）日本海を選ぶと思います。それだけいい列車です。
一生忘れないと思います。
乱文失礼致しました。