年末に「夜行で日本をぐるっと回ってこよう」と企画し、現住所の東京から実家の京都までの帰省を兼ねて予定を立てました。
費用を少しでも抑えるため、青春１８きっぷを有効活用することにしましたので通常の乗車券＋指定席券を購入しました。
B寝台の利用も考えたのですが、前述の費用の問題と、翌日に日本海のB寝台を利用する予定だったので、こちらのHPの写真で快適そうに見えたドリームカーを利用することにしました。
年末で切符の確保が混雑するかもしれない、と考えたので１ヶ月前の11/26に早々と切符を購入したので、入手の苦労はありませんでした。
当日は東京から普通列車を乗り継ぎ20時ごろに青森到着、駅の外に出て食事＋暇つぶしをした後発車20分ほど前にホームに入場。
列車はすでに入線済み。沢山の利用客が出発準備をされていました。先頭のED79の写真を撮ろうと思ったのですが、当日は寝台車１車増結のためか、ホーム先端からはみ出していたのでダメ。
青森駅は前日までの雪がホーム上にも残っており、雪＋列車＋夜で旅立ちの雰囲気は最高でした。
ドリームカーは、旧タイプのグリーン座席を使用しているのでしょうか、リクライニングの角度が大きく、夜行にはうってつけではないかと感じました。
車内の乗車率は５割程度。つまり、２人がけのシートに１人ずつ全席埋まる、という感じでしたので、ちょうど良かったです。
次に乗車中に気づいた、というか注意したほうが良い点がありますのでお伝えします。
函館に到着時、機関車交換の見学や気分転換、自販機での買い物などで車外に出られる方も多いと思います。
私は機関車交換を見たい気はしましたが、眠くもあり車内に残っておりました。
すると、出発までまだ時間があり、座席に戻ってきていない人も多い頃合に、荷物棚ばかりじろじろ見ながら車内を通り抜けていく不振な人を見かけてしまったのです。それも２人も。
結局その人たちはじろじろ見るだけで何もせず去っていきましたが、ひょっとしたら函館停車中を狙った盗人かもしれません。
意識が車外にあればあるほど、無防備になる可能性もあるので折角の楽しい夜行の旅で悲しい目にあわないように、できるだけお気をつけ下さい。
函館出発後は再び眠りに落ち、気づけば札幌はもうすぐ。まだ暗い車窓にうっすら見える雪景色の町並みは、北海道に来たんだなぁ、という気持ちになりました。
前述の通りシートが寝やすく、夜旅の疲れも無く札幌到着。機会があればまた乗車したいと思う、心地よい旅でした。