家内と7才の息子との3人旅でした。昨年は北斗星のデュエットで旅しましたが、息子がどうしてもカシオペアに乗りたいということでまたしても北海道旅行に行くことになりました。
直前まで行けるかどうかわからなかったため寝台券を押さえるのが直前になってしまいました。カシオペアに乗るとなれば、お金に糸目をつけずにとにかく良い部屋を押さえたいと探しましたが、連休前の金曜日ということもあって結局ほぼ満席状態とのことで最初はカシオペアツインの1階しか取れませんでした。
息子はがっかり、せめて2階に乗りたいというのでキャンセル待ちを出しました。空きが無いのか連絡が無くがっかりしていました。そこで乗車当日ぎりぎりのお昼頃に直接みどりの窓口で聞いてみると2階のツインに空きが出たとのことで早速変更してもらいました。
ここで疑問が湧いたのは、JR東日本の窓口の方(女性でしたが)、カシオペアの寝台にどういう種類があるのか良くわかっていないような気がしました。例えば、車端の平屋部分の個室は補助ベッドが使えて3人がベッドを使えることが出来るとか細かなことに対応できていないような気がしました。
また乗車して気づいたのですがキャンセル待ちでお願いしていた車端部の個室に空きがありました。乗りたい部屋にどうしてもこだわりがある方は、この「ほどちゃんの島」でよく調べて乗りたい個室番号をみどりの窓口で指名買いした方が良いと思います。
さて上野駅に着くと既に入線済みでした。息子は初めて乗るカシオペアを前に興奮気味でした。最初は、3人でツインをシェアすることに心配がありましたが、乗ってしまえば、結構広くて寝る時にも問題はありませんでした。面積については感じ方に個人差があるかもしれませんが、我が家の意見は問題無し、意外と広いでした。
既に食堂車の予約もできず9時半までも待てずに行きは車内調達の駅弁でした。寝台車の車内販売には良い思い出が無いため出発と同時に駅弁を買いに行きました。その時はまだ準備中ということで買えずに部屋で待っていると売り子さんが覚えていてくれて気を利かせてわざわざ部屋まで持ってきてくれました。
お弁当を食べた後、電気機関車の後ろの展望車に行きました。結構、前が良く見えて迫力ありますね。翌日、再度行った時にはブルーのディーゼル機関車になっていてこれまた興奮。
今回は、3人ともぐっすりと眠ってしまい起きてみたら長万部のあたりでした。やはり車体が新しくてよく出来ているのか揺れも音も気にせずに安眠できました。
朝食に食堂車に行きましたが、車体が大きい割には席数が少ないと思いました。ちょっと待ちましたが洋食にしました。値段もそこそこしますが、量も結構あり満足でした。
札幌について記念写真を撮りました。乗車した人達かファンの人達かわかりませんが、結構たくさんの人達が記念撮影していました。気づいたのはアジア系の旅行者が結構いたことです。少し後には大阪からのトワイライトエクスプレスも入ってきて息子も興奮しておりました。
その後、小樽、札幌、函館と列車旅をして新幹線で東京に帰りました。3月にまたまた消え行く寝台車があるようですが、やはり寝台車の旅はいいですね。時間が許す限り「ほどちゃんの島」で勉強をしてより快適な寝台車の旅をしたいと思います。毎度、いろいろと教えていただきありがとうございました。一家そろって楽しい旅が出来たことを感謝いたします。