準急石北は札幌 - 網走を結ぶ夜行急行列車として登場しました。札幌から旭川まで函館本線、旭川から石北線、北見から網走本線を走り網走とを結んでいました。前進は普通列車であり、寝台車の連結も行われていました。
石北は石狩地方と北見を結ぶことから名付けられたと思われます。石狩の石、北見の北を併せて石北である。石北線は当時旭川と北見を結ぶ路線であった。北見と網走の間は網走本線であった。網走本線は池田と網走を結んでいた。昭和36(1961)年4月に旭川 - 網走間が石北本線となる。ちなみに石北の名称では国道39号線に石北峠が存在する。
| 昭和23(1948)年7月1日改正 | 501列車:小樽18:35→網走9:10 502列車:網走16:40→小樽7:27 |
| 昭和24(1949)年9月15日改正 | 2/3等連結、旭川 - 網走間を準急列車で走る。函館 - 旭川間は函館本線経由(小樽経由)。 503列車:函館9:25→札幌19:47着19:56発→旭川0:02着0:24発→北見6:34着6:46発→網走8:02 504列車:網走20:10→北見21:29着21:44発→旭川3:18着3:30発→札幌7:06着7:12発→函館17:14 |
| 昭和25(1950)年10月1日改正 | 2/3等連結、札幌 - 北見間を準急列車で走る。 505列車:函館11:09→札幌20:36着21:00発→旭川0:22着0:35発→北見6:02着6:10発→網走7:35 506列車:網走19:40→北見21:02着21:10発→旭川3:23着3:35発→札幌6:53着7:12発→函館17:14 編成 |
| 昭和27(1952)年4月1日? | 下り505列車の準急区間が札幌 - 遠軽間となる。 505列車:函館11:55→札幌21:14着21:30発→遠軽5:31着5:42発→網走9:32 506列車:網走19:40→北見21:02着21:10発→札幌6:50着7:03発→函館17:58 編成 |
| 昭和27(1952)年11月1日? | 下り505列車の準急区間が札幌 - 北見間に戻る。 505列車:函館12:08→札幌21:04着21:35発→北見6:15着6;:21発→網走7:42 506列車:網走19:40→北見21:05着21:15発→札幌6:43着6:57発→函館17:30 |
| 昭和29(1954)年10月1日改正 | 北見 - 札幌間準急。 505列車:函館11:42→札幌20:49着21:15発→旭川0:22着1:01発→北見6:11着6:18発→網走7:44 506列車:網走20:38→北見22:04着22:10発→旭川3:26着3:39発→札幌6:52着7:00発→函館16:42 編成 |
| 昭和30(1955)年6月1日? | 小樽発着となる。札幌 - 北見間は準急。 505列車:小樽20:28→札幌21:29着21:36発→旭川0:46着0:57発→北見6:01着6:10発→網走736 506列車:網走21:00→北見22:24着22:30発→旭川3:30着3:40発→札幌6:54着7:03発→小樽8:07 編成 |
| 昭和31(1956)年11月19日改正 | 稚内行きを分離し、単独運転となる。函館発着に戻る(小樽経由)。2/3等、3等寝台連結。札幌 - 北見間が準急。 503列車:函館11:10→札幌21:24着21:30発→北見5:48着6:15発→網走7:43 504列車:網走20:44→北見22:10着22:15発→札幌6:55着7:04発→函館16:42 編成 |
| 昭和33(1958)年10月1日改正 | 503/504列車は「石北」と命名される。2等寝台C連結。 編成 |
| 昭和36(1961)年10月1日改正 | 札幌 - 網走間の運転となる。札幌 - 北見間が準急。1/2等、1等寝台C/2等寝台連結。 507列車:札幌22:10→北見5:58着6:20発→網走7:45 508列車:網走21:15→北見22:42着22:47発→札幌6:33 |
| 昭和39(1964)年10月1日改正? | 1/2等、1等寝台B/2等寝台連結。上りは函館まで直通運転。小樽経由。 507列車:札幌22:10→北見5:52着6:16発→網走8:01 508列車:網走20:52→北見22:25着22:33発→札幌6:34発6:54着→函館16:25 札幌→函館間は124列車。 |
| 昭和41(1966)年3月5日 | 急行列車に格上げ。「急行石北」となる。 |